介護用品の選び方
ポータブルトイレの選び方
ポータブルトイレ選びの
ポイント
-
1.機能
ご利用者の状態に合わせて選びましょう
小柄な方と大柄な方のそれぞれに適した座面の幅や高さ。 立ち座りが不自由な方とできる方のそれぞれに適した肘掛けのタイプがあります。
-
2.清潔
いつもキレイに保てること
お部屋の中でも、気持ちよく過ごせるように 衛生面にも注意して選びましょう。
-
3.快適
気持ちよく利用できること
ご利用者の心理的な負担を和らげるために、 デザインやプライバシーにも配慮しましょう。
ポータブルトイレの
ご利用方法
●座り立ちができる方
-
①腰掛けて便座を上げます。
-
②ベッドのグリップを持ち立ち上がります。
-
③ベッド、トイレの手すりを持ち移動します。
-
④前屈みになり、腰を下ろします。
-
⑤排泄後お尻をずらし拭きます。
-
⑥トイレの肘掛けを持ちベッドに移動。
●立ち座りが不自由な方
-
①トイレの座面とベッドの高さを合わせると使いやすくなります。
-
②ベッドの上とポータブルトイレに手を置き身体を移動します。
-
③お尻を滑らせるように移動します。
-
④負担が少ない移動ができます。
ラインナップ
●肘掛けを選ぶ
-
立体移乗ができる方
安定感のある固定肘で、立ち座りもラクラク。
-
ベッドから移乗する方
肘を上げられるので、座位移乗が楽で、介助も行いやすい。
-
●座面の高さを選ぶ
ひざが直角に曲がり、足底が床に付くように調整できるものを選ぶ。
低座面タイプ
高さ
約40cmまで高座面タイプ
高さ
約50cmまで -
●座面の幅を選ぶ
標準タイプ
幅約
50~54cmワイド幅タイプ
幅約
56~60cm
●ポータブルトイレの種類と機能
-
洗浄
温水洗浄でいつも清潔。紙でおしりを拭くのが大変な方に。
-
脱臭
脱臭剤や排泄物のにおいが気になる方に。
-
ソフト便座
やわらかい座面で長時間でも疲れにくい。
-
暖房便座
暖房便座で冬もあったか。
-
家具調タイプ
お部屋の雰囲気とマッチさせたい方に。重量があり、頑丈で安定性があります。
-
プラスチックタイプ
軽量で、お手入れも簡単。立ち座りができる方におすすめです。

ゆったり足を広げられる、前方に支柱のないひじ掛け形状。 標準幅+6cmでゆったり座れ、余裕があるので移乗の動きがスムーズ。


アーチ型支柱で足を広げやすい、つまり、股の間に手を差し込みやすいので、局部を拭きやすく、排便を促すために、ペットボトル等のシャワーでお尻を刺激できます。 アーチ型支柱によるひじ掛け形状。全体の幅48cmと、コンパクトサイズながら、ひじ掛け内寸は40cmを確保していますので、ゆったりとご使用いただけます。


昇降式ひじ掛けでスムーズな移乗と着座時の座位サポートを両立。 オープンアシスト機能が付いているので便フタがバネの力で簡単に開きます。