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よくわかる 床ずれ予防用具 10のポイント!

2床ずれの原因

早めのケアのためには、まず床ずれの原因をよく知ることが大切です。

床ずれの原因

直接の原因

寝ていると、骨が寝具と接する部分に体重が集中します。自力で体位変換ができないと、この圧迫が長時間続いたままになります。その結果、毛細血管が押しつぶされて血が通わなくなり、皮膚組織が壊死して床ずれになってしまうのです。つまり床ずれは長時間の圧迫が原因で発生します。

毛細血管内圧

床ずれの原因

圧迫する力が毛細血管内圧(32mmHg)を超え、一定の時間(2時間)が経過するとその部位の血行がとだえ、組織が破壊されて床ずれが発生すると言われています。

間接的な原因

圧迫以外にも、さまざまな要因が重なって床ずれの発生しやすい状況を生み出します。

ズレや摩擦
背上げ時や車いすへの移乗動作の際、また、シーツや衣類のしわなども原因になります。
皮膚のムレ
失禁や発汗、おむつなどによる湿潤。
栄養不良
皮膚組織の耐久性の低下や痩せ過ぎ。
症状の自覚がない 生活の質を上げる移乗と移動
加齢による知覚レベルの低下。
介護力不足
介護負担による寝かせきり。

特に床ずれの発生しやすい身体の部位。

床ずれは、骨の出ているところ(骨突出部位)におこりやすくなります。特に「仙骨部」は、体重の約44%という高い圧力が加わり、床ずれ発生の危険が最も高い部位です。

床ずれの原因

特に床ずれの発生しやすい身体の状態。

  • 病的骨突出

    病的骨突出

    栄養不良などで、
    痩せて骨張っている状態。

  • 関節屈曲拘縮

    関節屈曲拘縮

    筋肉が萎縮し、関節が変形して
    固まっている状態。

症状の進行を表わす褥瘡ステージ。

床ずれの症状は、その深達度によって4段階に分類されています。

床ずれの原因

褥瘡ステージⅠ

指で押しても白くならない紅斑。局所的に熱感がみられる場合もある。

床ずれの原因

褥瘡ステージⅡ

表皮はく離、水疱、浅い損傷などの皮膚損傷。表皮と真皮の一部を含む。

床ずれの原因

褥瘡ステージⅢ

深いクレータ状の全層に至る皮膚損傷。筋膜には達していない。

床ずれの原因

褥瘡ステージⅣ

組織の破壊がみられる深い全層にわたる皮膚損傷。筋肉、骨などに及ぶ。

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